V-strom1000でツーリング

目指せ北海道

林道

本日は日帰りのショートツーリングへ。

 

以前、山梨県に住んでいたことがあるが、昇仙峡は舗装区間までしか走ったことがなく。

荒川ダムより北へ進んだことがない。

なぜなら、舗装路だが、SSで進むのが嫌になる細く荒れた路面になってくるからだ。

従って、ダムでUターンをしていた。が、しかしあまりUターンというのは憂鬱で、好きでないので、結局そんなに行かなかった記憶がある。

しかし、今やバイクが変わり、未舗装路も走れてしまう。

そんなわけでプチ冒険のつもりで昇仙峡へ行った。

 

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昇仙峡のダムは少し水量が少ない。前日の雨から、まだ曇り空。雨具だけシートへ括り付けて出発してきた。

自然が豊かな山だが、ダム湖の迫力は御嶽や有峰のほうが素晴らしかった。

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日本は至る所に、このように親切な地図があるので、これでなんとかなる。

(なにより手持ちの地図より解り易いのもポイント高い。)

こういうのを見つけると、携帯で撮影しておくのだ。

すると、そうそう迷うことはないだろうと思う。

つまり、航続距離さえ気にしないなら1日これで遊べるわけだ。V-Stromの強みだ。

ちなみにこの地図の現在地から、クリスタルラインを右へ進み、川上牧場林道へ進み、

これまで見たことない未開の地を北上したかった。

 

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大弛峠への道すがら、標高が高くなると、早くも紅葉が始まっており、綺麗な景色だった。

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実はGoProも持っており、ブレーキとクラッチのマスターの上に装着している。

(もっと良い場所探しているのだが、なかなかこれという場所は見つからない。)

シガーソケットがあるので、USBで給電しつつ、走行しながら撮影。

給電のためにネイキッドフレームで撮影している。

この場所だとスクリーンが映像に入ってしまう。

本体を離れたところへ置き、リモコン操作にするとより良い映像が撮影出来るのかもしれない。

 

写真がないのだけど、大弛峠まで到着。ここから舗装が切れてダート区間。

入り口が小砂利だったので、行けるかな?と思い突っ込んでみたのだが、先は酷く荒れた道だった。

砂利と石と岩の破片が埋まった林道に突っ込んで行きました。

 動画のアップロードは、いずれしたい。

前もそうだったが、林道は入ったはいいが、Uターンが出来ない。

悪路では200kg超えの車体をUターンなんて、そうそう出来るものではない。

平地や舗装路とは勝手が異なる。

Uターンで30分くらい格闘し、汗だくで帰るという姿も容易に想像出来てしまい、それを想像すると、その力も湧き出ない。

とりあえず下りメインのようだったので、登りが無いことを祈り、早々に穏やかなフラットダートへ変化することを祈りつつ、毒を喰らう気持ちでそのまま侵入した。

 

ツーリングマップルに記載の「ダート8.6km」の道は、この車体では過酷で。

あまりにもコントロールが利かず、腕もパンパンになり、何度も休憩をした。

途中、耐えきれず、このまま無理をすると車体を倒しそうだったので、フロントのプリロードおよび伸び圧全て限界まで下げ、リアはプリロードのみ全下げ、そしてタイヤのエア圧も抜いた。

ここまですると、車体にまたがったとき、足付きがかなり良好に。

更に車体がバネ感が増して、、、、それでもハンドルを取られ、下るだけで精一杯。この道を登れと言われたら、それは無理だったろう。

シェルパとか、CRFとかWRとか本格オフが、軽い車重を武器に軽快にスイスイ抜いて行き、、、こちとら相当苦しい。

よくよく見渡すと、同じような車両は居らず。こんな車両は私だけでした。

アルプスローダーは、やっぱり中途半端なのね。と、再認識。

ただ、中途半端ゆえに長距離が快適に走れたり、フラットダートもそこそこ走れるわけで。

今後は、中途半端さをもう少しだけオフ寄りにしたいと思う。

 

少なくとも、この前のインプレの通り、オフタイヤがすごく欲しい。

この純正タイヤは、踏み固められた土の道とか、小砂利まではなんとかギリギリカバーできるが、

砂利が石に変わると、全くコントロールが利かない。土でも濡れてるのもダメ。

オンロードはどのみち速くないので、割り切ってしまい、ロード4割オフ6割くらいの性能のブロックタイヤが必須だと思う。

あと、何度か転ぶかと思った場面もあり、このような林道へ行くなら、車体の転倒用のガードは必要だと強く思った。

飲みかけのペットボトルも携行していたが、途中で空に。今度は林道へ入る前に新しく一本持っておくべきだろう。

 

結局、なんとか通り抜けられたが、かなりの体力と時間を費やしてしまい、その先の中津川林道は時間的に断念せざるを得なかった。残念だ。

しかし、ノーマルタイヤで中津川林道は厳しいかもしれないので、(かなり脅しのような警告の看板が立っていた)

結果的にまだこの装備では、行けなくて正解だったのかもしれない。 

 

ちなみに、エア圧を抜いたが、エア圧抜くと今度は結構な頻度で舗装路でハンドルを取られる。

スタンドを探し、エアを入れてもらって復活したが、エアゲージ付きの空気入れも持参できると尚良いと思った。

これは今後の課題だ。

 

帰りは仕方なく野辺山方面まで迂回し、そのまま20号へ出て下道で帰宅。

高速を使わず、下道で帰ると、結構時間かかることに改めて気が付いた。

なんだか、学生の頃にケチって下道で帰ったことを思い出した。

 

走行距離はちょうど400kmほど。給油は川上村で1回行った。

このバイクの乗り方にもだいぶ慣れたようで、燃費はメータで22km/l超えるようになった。

思えばそんなにアクセルを開けなくなった。前のバイクの感覚が抜けてきたと思う。

 

GoProの林道動画は、いずれアップロードしようと思う。

何せ容量が大きく、圧縮とやらも勉強しなくてはならない。