走り納め
12/30の年末、冬休みの走り納めとして、大名栗線へ向かった。
(前回の、工事通行止めのリベンジ↓はリマインド)
つまり11/30以降なら通れる!ってことじゃないですか!!
冬の秩父は寒く、朝の9:00でv-stromの外気温計は-3℃を指す。
雪マークのランプが点灯した。(初めて見た)
道に融雪剤が撒かれており、帰宅後の洗車は必須だとか、凍結してたら一発アウトだとか、そんなどうでもいいこと考えながらゆっくりと進んだ。
というか、車もだけど、バイクが少ない。
自分も以前のバイクだったら、この寒い中はタイヤグリップの都合、走っても楽しさを感じれないので、乗らなかった記憶が蘇る。
そりゃそうだよなーとか思いながら、ピリッとした寒さの中を進む。
この寒い中でも普通に乗れてしまうバイクはありがたい。貴重だ。
オフ用の薄手のグローブだったので、えらく手がしびれる。
オーバーパンツと3シーズン用のジャケは着込んでおり、体は寒くはない。
手だけが手薄でした。(洒落じゃないよ)
あったかグローブだと、操作感が悪く、ハンドルカバーとかグリップヒータが欲しいとか悩んで結局買っておらず。
まぁ、限界を感じたら購入を考えよう。
有馬ダムを超え、広河原逆川線を行く。
ゲートは手で開け閉め。
ここは全線舗装で、秩父までの抜け道となっている。
だからといって油断は出来ず、路面凍結の恐れはあるので、恐る恐る進む。
ちょっとだるくて長いので、5倍速で進めてみた。
(音楽は魔王魂さんのHPで選ばせて頂きました。
素敵な音楽たくさんで感謝。http://maoudamashii.jokersounds.com)
GoProのRAMマウントのアームを短いのに交換したら、画像がブレなくなった。
でも最終的に、人間にマウントするのが一番良さげなことに気がつき始めてる。
途中、自転車で進む猛者がいた。(動画の途中で一瞬だけ見えます)
ここ全部登りなんだけど、、、体力すごいなーと思う。
有馬峠まで進み、休憩。
寒いけど年末らしい、雲のない晴れやかな日でした。
雑音もなく、空気が澄んで、景色は最高だった。
私がうるさいって突っ込みはさておき、時折聞こえる鳥と風の音以外何も聞こえない。
これって最高じゃないかと思う。別に新しい発見ではないのだが、改めて気が付いたってところか。
冬ツーリングが好きになりそうだ。
手前の水たまりのようなのが名栗湖。やたら小さく見える。
遠く彼方へ街が見える。
雲もなく、素晴らしい景色だ。
お約束の道案内撮影。日本って親切で素敵だ。
1服どころか3服もしただろうか、実はここで道が分岐している。
一方は舗装路で秩父へ抜けれる、もう一方は林道日向沢線の起点となる。
どんな林道か調べたら、奇しくも前回の林道倉沢線と結ぼうとしている林道とのことらしい。
(こんな場所でもスマホで調べ物ができるなんて、便利な世の中だ。この便利さのために、ずっとドコモのままだ。)
しかし、林道倉沢線もそうであったが、驚異的な自然の力により、作っても崩落し、すぐに元に戻って行くそうな。
だからなかなか完抜しないみたい。確かに開通したら便利そうだと思う。
徒歩で崩落具合を調べている猛者もいるようで、その筋ではなかなか有名らしい。
気にはなるが、当初の目的に従い、少し戻り途中に見えた大名栗線の入り口へ行く。
動画の途中に黄色の鉄のゲートがあったところだ。(上の案内板の橙のライン)
ゲート入り口が来る時は閉まっていたのに、来たら半開きだった。
どうも先客が入っていったようだ。
タイヤのエア圧をFr2、Rr2.5へ落とし、いざ大名栗線へ。
冒頭2〜3分、GoProの撮影ボタンを押し忘れた(汗
大名栗線は中津川よりも区間も長く、ゴツゴツで走りにくい。
ここはノーマルタイヤでの走行はちょっと限界だと思う。
(たぶん走れても抜けるのに余裕で3時間以上かかってしまうだろう。しかも転倒付きで。)
しかし、傾斜は倉沢線よりゆるく、普通にゆったりと通過が可能。ほとんど座りっぱなしで走れる。
ただし、ところどころ水たまりが凍結した路があり、注意が必要だ。
分かりにくいので、普通に突っ込みそうになる。
普段の季節なら、もっと気楽に走れることであろう。
驚いたのは、広河原逆川線で追い抜いた自転車が今度は林道に居たことだ。
あの急坂を登って、さらに険しい林道走行とか、体力すげー。
実は自転車で凄い人なんじゃないかとか思ってしまう。
つい、メットの中で「すげー」って言ってしまった。
30分ちょい走った頃から、舗装路に切り替わる。
舗装路の有り難みがしみる。
大松閣側のゲート近くの舗装路で氷がびっしり張った坂に遭遇した。
道路の端の方はなんとか氷を避けて走れるが、とても危険なので、注意されたし。
知らずに突っ込むと本当に転んで大怪我するレベルです。
(傾斜のある下り坂でフロントからスリップダウンなんて想像したら…)
目的の林道も走れ、気も収まったことで、早めの帰宅&洗車タイム。
洗車場は年末で混み合っており、バイク洗う人なんておらず、恥ずかしかった。
急いで洗車機かけて脱兎の如く走り去りました。
この洗車機洗いって、絶対に人の手では出来ない仕上がりの綺麗さがある。
特にバイクは細かい部品が多く剥き出しなので顕著に差が出る。
一度これを体感すると、もう手洗いには戻れない感がある。
今年の最後は林道ばかりでしたが、もう寒いので来年はそろそろ舗装路メインでちゃんと冬ツーリングを楽しもうと思います。
みなさん良い年を!来年もよろしく。